私は半年前にノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを購入したのですが、予想以上の性能と使い心地に、家での作業や外出時に手放せなくなっています。
突然ですが、あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
「外に出ると周りの音がうるさくてストレス」
「仕事や勉強中に、雑音が気になって集中できない」
「ノイズキャンセリングイヤホンって、実際どうなの?」
私は重度のHSP(刺激に敏感な人)で、騒音に悩まされてきました。
小さな音が気になり作業が進まなかったり、外出時に騒音が耐えきれず家に帰りたくなったことがあります。
特に通学時の電車内では、さまざまな音が耳に入り相当なストレスでした。
そんな時、騒音や雑音を遮断するノイキャンイヤホンの存在を知り、ダメ元で購入。
今では手放せなくなるほど、お気に入りのアイテムです。
結論からいうと、音によるストレスを感じている方全員に、ノイキャンイヤホンをおすすめします。
この記事では、
- HSPにノイキャンイヤホンをおすすめする理由
- イチ押しのノイキャンイヤホン徹底解説
を紹介します。ぜひ最後までお読みください!
HSPにノイキャンイヤホンをおすすめする理由
HSPは騒音が苦手です。
車のエンジン音やクラクション、動物の鳴き声、電話のコール音、大声で話す人などなど。
日常的にさまざまな音が飛び交う今、刺激に敏感なHSPは、ストレスが溜まりがちです。
対策としては、
- 人混みにはなるべく近づかない
- できるだけ静かな場所で生活する
この2つが考えられますが、今すぐできることではないし、あまり現実的ではありませんよね…
そこで登場するのが、騒音を軽減できるイヤホン、いわゆる「ノイキャンイヤホン」です!
ノイキャンイヤホンを使えば、いつでもどこでも自分だけの空間を作ることができるのです。
でもノイズキャンセリングイヤホンって、3万円くらいするんでしょ?
そう思われた方、その通りです。
ノイキャンイヤホンは高価なものが多く、代表的なApple社の製品「AirPods Pro」は3万円を超えます。
ですが、安心してください。
今回私が紹介する商品は、性能はAirPodsにも引けをとらず、値段はなんと1万円弱という、コスパ最強のイヤホンです。
メリット・デメリットに分けて、細かく解説していきます。
HSPにイチ押しのノイキャンイヤホン【Soundcore Liberty Air 2 Pro】
今回紹介するイヤホンは、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」。
充電器など電化製品で有名な、Anker社から発売されているイヤホンです。
その特徴はズバリ、ノイキャンイヤホンとしては低価格帯であるにも関わらず、性能も抜群なこと。
ぶっちゃけ現時点で販売されているノイキャンイヤホンの中では、コスパ最強です!
本体のスペックはこちら。
商品名 | Soundcore Liberty Air 2 Pro |
---|---|
メーカー | Anker |
サイズ (充電ケース) | 横幅60mm 奥行き58mm 高さ28mm |
重さ (イヤホン&充電ケース) | 約62g |
充電端子 | USB Type-C |
防水規格 | IPX4 ※雨の中でも使用可 |
通信方式 | Bluetooth5.0 |
対応コーデック ※音質を決める要素の1つ | SBC / AAC |
通常時 再生可能時間 | 最大26時間(充電ケース使用時) 最大7時間(イヤホンのみ使用時) |
ノイキャン使用時 再生可能時間 | 最大21時間(充電ケース使用時) 最大6時間(イヤホンのみ使用時) |
充電時間 | イヤホン=約1.5時間 充電ケース=約1.5時間(USB) 充電ケース=約2.5時間(ワイヤレス) |
価格 | 12,980円(税込) |
Soundcore Liberty Air 2 Pro の外観・装着画像
パッケージはこちら。
こちらは充電ケース。
手のひらサイズで、コロンとしたフォルムが特徴的です。
イヤホンを含めたケースの重さは、約62gと標準的です。
ケースはスライドケース式になっており、イヤホンが取り出しやすく、見た目もスタイリッシュで好印象。
ちなみに、イヤホンには専用のシリコンカバーを装着させています。
理由としては、表面のキズ防止、また万が一落とした場合の保護として、です。
このカバーには他にも特徴があります。
- 1. 水洗いが可能
-
水洗いできるシリコン素材で、汚れても安心です。
- 2. 装着したまま、充電可能(ワイヤレスも可)
-
Type-Cはもちろん、ケースを付けたままワイヤレス充電ができます。
- 3. 落下防止用カラビナ付き
-
カバーの横にカラビナを付けることができ、カバンなどにかけて持ち運び可能です。
カバンに入れたとき、他の持ち物と擦れてキズが付く、なんてことがないよう、カバーの装着をおすすめします!
ほこりが付きやすいことだけ難点…(洗えるけどね)
イヤホンの装着画像はこちら。(公式サイトより引用)
発売開始後、高級感あふれるネイビー・華やかな印象のピンクが追加され、カラーバリエーションも豊富です。
Soundcore Liberty Air 2 Proのイチ押しポイント
ここからは、半年間「Liberty Air 2 Pro」を使って感じた、イチ押しポイントを5つ紹介します。
ポイント①:豊富なサイズのイヤーチップ
イヤホンめっちゃ抜け落ちるんやけど、うざ。
こう思ったこと、あなたはありませんか?
私は以前インナーイヤー型のイヤホンを使っていたのですが、
ちょっとした衝撃で、耳からポロッと抜けることがよくありました。
その後カナル型のイヤホンに乗り換えたのですが、そのイヤーチップも耳に合わずイライラ。
どうしたものかと考えていたとき、救世主が現れました。
サイズ多すぎん…??
なんと「Liberty Air 2 Pro」、イヤーチップがデフォルトのMを含め、XXXS〜Lまで9種類用意されています。(もはや怖い)
1万円台のノイキャンイヤホンとして、まれに見る豊富さです。
ユーザーのことをしっかり考えて作られていることが、本当によくわかりますよね。
私は全サイズ試して、右はM、左はSに落ち着きました。
個人差はあると思いますが、適切なサイズが見つかりやすいことに間違いはありません。
ポイント②:普段使いに十分なバッテリー性能
「Liberty Air 2 Pro」は普段使いに申し分ないバッテリー性能を持ち合わせています。
ノイキャン使用、イヤホンのみで最大6時間。
充電ケースを含めると最大21時間、使用可能です。
さらに、クイック充電機能も備え、15分のケース充電で3時間再生可能となります。
充電が切れたけど、今すぐ続きが聴きたいんだ!というときに助かりますね。
充電ケース自体は、Type-C経由、またワイヤレスでの充電が可能です。
汎用性の高いType-C、手軽なワイヤレス充電に対応しているのも、使いやすさのポイントですね。
ケースの充電時間は、Type-C経由で約1.5時間、ワイヤレス経由で約2.5時間です。
充電中ケースの側面にランプが点灯するので、あとどのくらいで充電完了かすぐにわかります。
日常使いであればバッテリーの不満はゼロですね。
ポイント③:専用アプリによって広がる使いやすさ
実は「Liberty Air 2 Pro」には、「Soundcore」という専用アプリがあります。
アプリで設定できることは、以下の通りです。
- ノイズキャンセリングモードの切り替え
- 外音取り込み機能の切り替え
- イコライザーの設定
- HearIDの設定
ホーム画面がこちら。
イヤホン左右それぞれのバッテリーが確認できます。
モード設定では、ノイズキャンセリングのモード選択、外音取り込みモードへの切り替えが簡単に行えます。
コントロールでは、イヤホンをタッチして操作する際の設定ができます。
操作設定については、後ほど紹介します。
イコライザーは22種類のプリセットパターンが用意され、自分好みにカスタムすることも可能です。
- イコライザーってなに?
-
周波数帯域を変更する音響機器で、全体的な音質の補正や改善ができます。
特に感動した機能が、こちらのHearID。
簡単にいうと、左右の耳の聴き取りやすさを測定し、自分に合ったカスタマイズをしてくれる機能です。
測定方法は簡単で、3分間の聴覚テストをするだけ。
カップラーメンが出来上がる間に、自分だけのカスタムが完成します!
ポイント④:AirPodsクラスの高性能ノイキャン
「Liberty Air 2 Pro」がスゴいのは、豊富なカスタム機能だけではありません!
3つのノイズキャンセリングモードを備えており、巷ではAirPods Proと同等レベルだといわれるほど。
有名ガジェットブロガーの方も、こぞって絶賛されています。
「Liberty Air 2 Pro」のノイキャン機能で、特に感動したのは交通機関モードと外音取り込みモード。
電車の車内って、レールの擦れる音やエンジン音が気になるときありますよね。
特にコロナ禍で窓を開けるようになってから、音がもろに響くことも。
路面騒音を軽減する交通機関モードは、そんなときに大活躍します。
外音取り込みモードはその名のとおり、周囲の音も聞き取りやすくする機能です。
音声重視で取り込む「音声フォーカス」もあり、状況に応じて切り替えられるのはありがたいですね。
レジでの会話や車内アナウンスの聞き逃しを防げます!
ポイント⑤:タッチするだけの簡単操作
「Liberty Air 2 Pro」はイヤホン本体をタッチすることで、音量変更やモード切り替えが行えます。
タッチアクションは3つの中から割り振ることができます。
- タッチアクション(左右それぞれ)
-
- シングルタップ
- ダブルタップ
- 2秒間長押し
上記のアクションごとに割り振れる機能は異なります。
それぞれに割り振れる機能はこちら。
私の場合、
- シングルタップで音量変更
- ダブルタップで再生/一時停止
- 長押しでモード切り替え
に設定しています。
もっと多くの操作アクションに対応してほしいという声もあるそうですが、個人的には十分使いやすいレベルだと感じています。
【おまけ】Soundcore Liberty Air 2 Proの良くなかったポイント
ここからは、使っていてあれ?と思ったポイントを2つ紹介します。
良くなかったポイント①:タッチ操作が難しい
「Liberty Air 2 Pro」はタッチ操作で簡単に機能を使い分けることができます。
しかし、
- タッチしても切り替わらない
- ダブルタップしたつもりが、シングルタップと判別される
このようなことが何度かありました。
ボタン式ではないため、慣れるまではタッチする際の力加減が難しく感じるかもしれません。
対策としては、
- シングルタップかダブルタップの、どちらか一方だけ使う
- よく使う機能は、誤操作が起きにくい長押しに登録する
慣れれば楽なので、やりやすい切替方を見つけてみてください!
良くなかったポイント②:トンネル内でノイズキャンセリングが切れる
これは構造上起こりうる問題ではありますが、トンネルに入るとノイズキャンセリングが不安定になります。
ノイズキャンセルは、周囲の騒音をもとに、逆相の音を出して相殺するという仕組みです。
上記の問題は、トンネル内で生じる反響音などが原因で、相殺する仕組みに影響していると考えられます。
構造上仕方ないことですが、不具合が出にくいモデルを期待したいですね。
通常のエンジン音や騒音に対してはまったく問題ありません!
Soundcore Liberty Air 2 Pro レビューまとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
伝えたいポイントが多すぎて長くなってしまいましたが、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は本当におすすめできるイヤホンです!
ポイントをまとめます。
- 豊富なサイズのイヤーチップ
- 日常使いに十分なバッテリー性能
- 使いやすさ抜群の専用アプリ
- 3つのノイズキャンセリングモード
- タッチコントロール機能
- ノイキャンイヤホンとして最高クラスのコスパ
まだノイキャンイヤホンを持っていないという方。
この機会に一度検討してみてはいかがでしょうか?
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」があれば、生活のクオリティが1段階上がること間違いなしです!